略歴

吉田敦 Atsushi Yoshida

略歴

島根県浜田市出身。東京音楽大学声楽家卒業。

同音楽大学研究科オペラコース終了。

二期会第25期研究生終了。

東京二期会正会員を経て、現在はフリーランスにて活動中。


世界的バリトンにして、正統ベルカント指導者ブルーノ・ダルモンテ氏に師事。

オペラ、オペレッタ、ミュージカル等、数々の舞台に出演。

新国立劇場、サントリーホール他、日本有数のホールで歌っている。

その圧倒的歌唱、存在感のある演技は、常に群衆を魅了。

ジャンルを超えたレパートリー、うた芝居役者にして演じる役の幅広さ、表現力の多彩から、共演したオーケストラメンバーにスーパーマーケットのような品揃え、「すぅぱぁバリトン」と命名され、以来、代名詞となる。

2007年冬、下咽頭癌とリンパ移転が見つかり、摘出するも、退院二週間後にソロコンサートで復帰。

半年後の2008年夏、スペインのサラゴサ万博にミュージカル主要キャストで参加。ジャパン週間クロージングイベントでは、世界の観客の前で「ふるさと」ソロを熱唱し、絶賛された。

さらに、2010年の中国・上海万博にも参加、その活動は国内に留まらない。

第九、メサイア、他、宗教曲のソリストとしても定評があり、ヴォイストレーナーとしても活躍。呼吸のコントロールである正統ベルカント発声を伝える事、ベルカント発声を使った日本語歌唱を伝える事に情熱を注ぎ、生徒はジャンル、プロ・アマを問わず、多方面で活躍している。

演出、合唱指揮者の他、脚本家として、作品にはオペラティックミュージカル「お鶴島」、うた芝居「大泥棒ホッツェンプロッツ再び現る」他がある。

1994-2014まで東京音楽大学にて後進の指導にあたる。

うた芝居吉田組 組長、新宿アクティビズムスタジオ講師、和光女声コーラス、混声合唱団「童」、女声合唱団「ハナミズキ」、指揮者。三条吉田塾 塾頭。